あと20日でできること

 県立高校の入試まであと約20日です。

 積み重ねてきた知識に漏れがないか、得意分野なら見落としている穴はないか確認し、苦手分野ならわかったつもりのままのあやふやな部分はないかチェックする最後の追い込みです。

 過去問演習も繰り返しトレーニングしてきたので、時間配分も上手になっています。

 この時期になると、もう私たちの手を離れて自力でできる生徒さんが多いので、任せておいても大丈夫なのですが、やり込み過ぎて煮詰まってきた教科については、目先を変えた問題に当たってもらい、もう一度よく考えるきっかけを作るようにしています。

 同じ問題を繰り返すことでも新たな発見ができるようになると辛さを感じやすい受験勉強でもそれなりの楽しさを見出すことができます。そういった瞬間に出会えるのはこの仕事ならではのうれしさです。

 今日の演習会もまた受験生には宿題を抱えて帰っていただくことになりますが、少しでも新たな発見のきっかけになるように工夫しているところです。

 

 さて、新学期へ向けた小学生・中学生のための講習会ですが、新聞折込を見てお電話下さる方など、ぼちぼち参加の問い合わせが増えてきました。

 4月にいきなり新しい内容を知って驚くのも興味深い体験ですが、ある程度予習をして気持ちに余裕をもって迎えられたら勉強がいまよりも楽しく感じられるかもしれません。

 なにからはじめようか迷っていたり、はじめたいけどなかなか体が動かないような場合のきっかけに一度体験を受けてみてはいかがでしょうか。

 今年度は、やっていたけど点数にならなかった… という生徒さんが、焦点を絞れたことで実力アップしてくれています。

 それまでやって来なかった生徒さんが、「ここへ来てから850時間以上受験勉強の自習をしてました!」という報告もいただいてます。

 春、さまざまな草木が芽吹くように、生徒さんのやる気や学力も伸びて行って欲しい。スタッフ一同、そう願いながら毎日お勉強のお手伝いを続けています。

 

やがて空へ